抵当権とは何か?
「抵当権」という言葉が住宅ローンにおいてしばしば聞かれるが、どのような権利のことを指すのだろうか。
そもそも、住宅ローンを金融機関と契約するとき、金融機関は、ローンの借り手が購入する住宅を担保に取る。
もし借り手によるローンの返済が滞ってしまうと、金融機関は貸した金額が戻って来なくなるため、損を被ってしまう。そこで、住宅を売却させることで資金化し、貸したお金を回収しようとする。これこそが住宅を「担保に取る」ことの意味となる。
そして、この「金融機関が有する、担保に取った住宅を売却できる権利」を抵当権という。あくまで権利の保有主体は金融機関である。
(参考):
抵当権とは? 基礎知識を専門家が分かりやすく解説! | 住まいのお役立ち記事