
本ページでは、アメリカ連邦法の調べ方についてまとめたい。なお、以下の記述は国立国会図書館の運営するウェブページ「リサーチ・ナビ」の記述に基づいている(末尾のリンクを参照)。
まず、連邦議会で法律案が可決され、議会制定法が制定される(法律案である「Bill」が「Act」になる)。これらの法律は、制定順に「United States Statutes at Large」にまとめられる。「United States Statutes at Large」には以下のページからアクセスできる。
1951年以降:
1950年以前:
いわゆる「制定時法」は、ここに掲載されている。
一方で、議会で制定された法律は条文単位に分解され、「United States Code」(合衆国法典)に内容ごとに再構築されている。最新の合衆国法典は、以下のページからアクセスできる。
目次を見ればわかる通り、内容ごとにTitleが設けられている。例えば銀行関係の条文は、Title12 Banks and Bankingにまとめられている。
それでは、制定時法が現行でどのようになっているか(合衆国法典のどこに記述されているか)を調べるにはどうしたらよいか?合衆国法典を収録した以下のページから検索することができる。
http://uscode.house.gov/popularnames/popularnames.htm
ここには、制定時法の正式名称ではなく、「Popular Name」と呼ばれる簡潔な名称(例えばDodd-Frankなど)が掲載されており、お目当ての法律のPopular Nameを検索すると、その制定時法の法律番号、制定日、「Statutes at Large」の掲載箇所を確認することができる。例えばドットフランク法の欄には「Pub. L. 111-203, July 21, 2010,124 Stat. 1376」と記載されている。
次に、この情報をもとに、TableⅢ- Statutes at Largeという以下のページに飛び、該当の法律の法律番号を検索する(ドットフランク法の場合、111-203)。あるいは法律番号にTableⅢ- Statutes at Largeの中の該当ページのリンクが埋め込まれているので、それをクリックするだけで目的のページに移行できる。
http://uscode.house.gov/table3/table3years.htm
そうすると、制定時法の各条文について、合衆国法典のどの条文と対応しているかを確認することができる。なお、制定時法の条文によっては合衆国法典において削除・廃止等されている可能性があり、その場合は「Status」の欄に注記がある。
(出典):
(参考):