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金融アトラス

個人の勉強も兼ねて、少しずつまとめます。

金利スワップとは

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本ページでは、金利スワップとは何かについてまとめたい。スワップとは「交換」を意味し、当事者間で異なる金利を交換することが、金利スワップの基本的な意味となる。

 

金利水準は、経済動向によって左右されるし、通貨によってもその水準は異なる。マーケットの参加者は、それぞれのビューをもとに、将来の金利為替相場の動きを予想するが、自らが持っている債務に紐づいた金利ではなく、別のタイプの金利を支払ったほうが良いのでは、と考えたとする(具体例は後述)。その際、その金利を支払っている投資家と、自らが支払う金利を交換することができれば良い。これこそが金利スワップの基本的な考え方である。よりフォーマルに言えば、金利リスクの管理が、金利スワップの主要な目的となる。

 

以下、具体的な例を示す。

 

①変動金利と固定金利の交換

典型的な金利スワップ取引は、「変動金利と固定金利を交換すること」である。

 

例えば、それぞれ別の債務を抱えたA社とB社がいたとする。A社は固定金利で、B社は変動金利で借入していた。

 

A社は将来の金利低下を予想し、変動金利での返済を希望していた。一方B社は、将来の金利上昇を懸念し、固定金利での返済を望んでいた。

 

そこで、A社がB社の変動金利を支払い、B社がA社の固定金利を支払えば、問題は解決する。

 

ではここで、変動金利はどういうルールで変動するか、という問題が生じるが、この基準にLIBORが採用されることが多く、LIBORの変動に応じて変動金利を上下させようと取り決められる。「LIBORを参照する」とは、変動金利の基準にする(ベンチマークにする)ということである。

 

LIBORについては、以下のページを参照されたい。

LIBORとは?どんな時に使われる? - 金融アトラス

 

②変動金利うしの交換(ベーシススワップ

 変動金利うしの交換をベーシス・スワップという。期間が異なる金利(3か月物と6か月物など)を交換することが多い。

 

参考:金融広報中央委員会「知るぽると」

URL:

https://www.shiruporuto.jp/public/data/encyclopedia/deriv/deriv401.html